2017-04-05 18:15:00

「兄弟として耳を傾け合うことの大切さ」教皇、英国のイスラム教指導者らと


教皇フランシスコは、4月5日、英国のイスラム教指導者らの使節とお会いになった。

同使節は、「統合、教育、暴力」をテーマにしたミーティング参加のためにローマを訪れた。

パウロ6世ホールの応接室で行われた会見で、教皇は対話の大切さを強調された。

「今日、人類のためにわたしたちがすべき最も重要な仕事は、耳の仕事、すなわち、互いに耳を傾けるということではないでしょうか」と教皇は述べられた。

「答えを出すことを急がず、兄弟、姉妹の言葉に耳を傾け、それについて考え、自分の意見をも言う。興味深いことに、耳を傾けることのできる人たちは落ち着いた声で話します。これに対して、耳を傾けられない人たちは、大声で話し、叫んだりもします」と指摘された。

「わたしたちは互いに兄弟として耳を傾け合い、落ち着いて話し、共に道を探さなくてはなりません」と語られた教皇は、イスラム教指導者たちの対話の歩みに感謝を表し、神の祝福を祈られた。








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