教皇フランシスコは、3月5日午後より、ローマ郊外アリッチャで、バチカン関係者らと共に6日間の黙想に入られた。
毎年、復活祭を前にした四旬節に、教皇とバチカン各組織の高位聖職者らによる黙想会が行なわれる。
教皇フランシスコは、今年もローマ南東、カステリロマーニ地方の町、アリッチャにある黙想の家「カーサ・デル・ディヴィン・マエストロ」で四旬節の黙想会を主宰された。
5日、バチカンで正午の祈りの集いを行われた教皇は、夕方よりバチカンの協力者らを伴い、アリッチャに向かわれた。
今年の黙想会の指導に当たるのは、ミラノ出身のフランシスコ会士で、アッシジの神学院で教鞭を取る、ジュリオ・ミケリーニ神父。マタイ福音書を通して、イエスの受難・死・復活を見つめる、9つの黙想を行なう。
黙想期間中の生活は、朝のミサから始まり、午前と午後の2回の黙想に参加、夕べの祈りと聖体礼拝によって締めくくられる。
初日5日夕には、ミケリーニ神父によって黙想への導入となる講話が行われた。
翌6日午前、教皇はじめ関係者74人の出席のもと、「ペトロの信仰宣言と、イエスのエルサレムへの歩み」をテーマに、第1回目の黙想が行われた。
黙想会は、10日(金)午前まで続けられる。
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