2016-12-19 18:07:00

教皇、イタリアのカトリックアクションの少年少女たちと


教皇フランシスコは、12月19日、イタリアのカトリック・アクションの少年少女たちとお会いになった。

カトリック・アクションとは、教会の聖職者の指導の下に行なう信徒の使徒的活動と、その組織をいう。

カトリック・アクションの少年少女向けの活動には、4歳から14歳までが参加している。

教皇はバチカン宮殿で、イタリアの12の教区から参加したカトリック・アクション少年部の子どもたち、そして指導者やアシスタントらと交流された。

クリスマスを待ち望むこの時期、教皇は少年少女らとの出会いを喜ばれ、これを機会に全イタリアのカトリック・アクションの会員らに降誕祭前の挨拶をおくられた。

「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日、ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである」(ルカ 2,10-11)

教皇は、主の天使が羊飼いたちに告げたこの言葉を子どもたちに示しながら、イエスの降誕は「大きな喜び」であることを忘れないようにと話された。

これは、イエスがお生まれになったことを通して、神がわたしたちを愛しておられることを知った喜び、神がわたしたちと共にいて、わたしたちを救われるということに対する喜びですと教皇は説明された。

「わたしたちは神様から愛されています。これは何と素晴らしいことでしょうか」と述べた教皇は、わたしたちが悲しい時、物事がうまく行かない時、友だちや自分自身にがっかりした時、「神様はわたしを愛している」「神様はわたしを見捨てない」ということを思い出してくださいと語られた。

この喜びを贈り物として受け取ったわたしたちは、それを皆に分けてあげなければいけませんと教皇は述べ、家や学校や教会やいたるところでその喜びを証しし、分かち合ってくださいと子どもたちに願われた。

特にこの喜びをお年寄りたちと分かち合って欲しいと教皇は希望され、子どもたちが祖父母と積極的に話し、その話に耳を傾けるようにと励まされた。








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