2016-07-30 16:25:00

WYDクラクフ大会:教皇、若者たちの告解を聴く「イエスはありままのわたしたちを愛される」


ポーランド訪問中の教皇フランシスコは、7月30日、若者たちの告解を聴かれた。

カトリックの若者たちの祭典、「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)」クラクフ大会は、31日の閉会ミサまであと1日を残すところとなった。

閉会を前にしたこの日の午前、クラクフ南部のワギェヴニキにある神のいつくしみ巡礼聖堂で、WYD参加の若者たちの代表8人が教皇によって赦しの秘跡を受けた。

この朝、神のいつくしみ巡礼聖堂に到着された教皇は、最初に聖堂に隣接する「いつくしみの聖母修道女会」の修道院を訪れた。

同修道女会は、1862年、恵まれない女性の教育と支援を使命として、ワルシャワに創立された。

神のいつくしみの使徒として知られる聖ファウスティナ・コヴァルスカ(1905-1938)は、20歳で同会に入会し、この修道院で33歳で帰天した。

聖ファウスティナ修道女が神の啓示を受けた場所である修道院の礼拝堂に入られた教皇は、同修道女の聖遺物の前で祈りを捧げられた。

この後、教皇は神のいつくしみ巡礼聖堂に、「聖年の扉」をくぐって入堂された。

そして、告解場で教皇は青年たちのために赦しの秘跡をとり行われた。

教皇は巡礼聖堂に集った若者たちに「イエスから決して離れてはいけません。たとえ罪や短所のために、自分はイエスにふさわしくないと感じたとしてもです。イエスはありのままのわたしたちを愛され、そのいつくしみを広げられるのです」と話された。

この後、教皇は神のいつくしみ巡礼聖堂から、公園を隔てた近距離にある聖ヨハネ・パウロ2世巡礼聖堂に向かわれた。

ここで教皇はポーランドの司教・司祭・修道者・神学生らとミサを捧げられた。








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