2016-03-31 17:45:00

「神のいつくしみ」をテーマに様々な行事、ローマで


4月3日に祝われる「神のいつくしみの主日」にちなみ、ローマで様々な行事が予定されている。

カトリック教会の暦で、主の復活の大祝日から1週間後の日曜日、伝統的に「白衣の主日」とも呼ばれるこの日、「神のいつくしみの主日」が記念される。

教皇ヨハネ・パウロ2世は、「神のいつくしみの信心」を広めたファウスティーナ・コヴァルスカ修道女(ポーランド1905-1938)を2000年の大聖年に列聖。聖ファウスティーナの霊的体験と祈りを教会全体の信仰生活に活かすために、復活祭直後の日曜日を「神のいつくしみの主日」と定めた。

現在開催中の「いつくしみの聖年」の特別行事の一環として3月31日(木)から、4月4日(月)まで、「いつくしみをめぐる欧州使徒会議」がローマで行なわれる。

同会議にはヨーロッパの諸教区から代表が参加、神のいつくしみを司牧や宣教の現場から証しし、霊性、神学、社会などの幅広い角度から考察する。

また、「神のいつくしみの信心」をめぐり、世界各地の信心会、教会運動、修道会関係者らが4月1日から3日まで集い、サント・スピリト・イン・サッシア教会をはじめとするローマ市内の教会を会場に、祈りや、聖体礼拝、分かち合いなどを行なう。

4月2日(土)は、折りしも聖教皇ヨハネ・パウロ2世の帰天から11年にあたる。同教皇は、2005年4月2日、まさにご自分が創設された「神のいつくしみの主日」の前晩に帰天された。

この日の夕方、「神のいつくしみ」の信心会の関係者は、バチカンの聖ペトロ大聖堂の「聖年の門」をくぐり、教皇フランシスコと共に広場で「神のいつくしみの主日」の前夜の祈りに参加する。

そして、4月3日(日)、教皇フランシスコは、これらの巡礼者や会議参加者らと共に、「神のいつくしみの主日」のミサを捧げられる。

 

 








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