教皇フランシスコは、イタリア時間2月12日午前、ローマを発ち、メキシコ司牧訪問に出発された。
登位後12回目となるこの海外司牧訪問(イタリアを除く)で、教皇は6日間の日程で、メキシコシティを中心に、エカペテック、サン・クリストバル・デ・ラス・カサス、トゥストラ・グティエレス、モレリア、シウダー・フアレスの各都市を訪れ、公式行事を行なわれる。
教皇はメキシコの人々と出会い、同国の社会の様々な面に触れながら、神のいつくしみと平和のメッセージを伝える。
今回の訪問におけるもう一つの重要な目的として、教皇とロシア正教会のキリル総主教との出会いがある。
初日12日、メキシコ到着前に、教皇はキューバに数時間滞在。同日キューバを訪問しているキリル・モスクワおよび全ロシア総主教と、ハバナのホセ・マルティ国際空港で歴史的な初会見を行う。
教皇はハバナに向かう特別機の中で報道陣に挨拶され、特にコロンビアの記者の質問に対し、現在進行中であるコロンビア政府と、左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)の和平交渉が成立するならば、2017年にでも同国を訪問するつもりがあると語った。
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