2015-12-09 15:37:00

自然の美をテーマに、バチカンで光と色の祭典


いつくしみの特別聖年が開幕した12月8日午後、バチカンで自然の美をテーマにした光と色の祭典が催された。

教皇フランシスコによる聖年の開幕ミサと、聖年の扉の開門で始まり、夕方には同じく教皇によってローマ・スペイン広場で無原罪の聖母に捧げる祈りがとり行われたこの日は、夜の聖ペトロ大聖堂に映し出される美しい映像の数々によって締めくくられた。

教皇フランシスコの「環境的回心」を呼びかける回勅「ラウダート・シ」を発想のベースとしたこの催しでは、海の生物や、地上の動物、鳥、昆虫、植物、また世界の人々の営みなどをテーマにした映像が、聖ペトロ大聖堂の正面外壁とクーポラに投影された。

大聖堂の表面を泳ぐ魚たち、外壁いっぱいに開いていく花のつぼみなど、ビデオと写真のプロジェクションが作り出す幻想的な世界に、多くの巡礼者たちが見入っていた。








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