2015-11-16 15:34:00

教皇フランシスコ・聖ペトロ広場、日曜正午アンジェラスの祈「神の名における暴力は神に対する重大な冒涜行為


14日夜のパリでの同時テロ行為の知らせを受けて教皇フランシスコは心からの悲しみと、祈りに中に犠牲者たちと共にいることを表明され、同時にあらゆるテロ行為を強く断罪された。

「親愛なる兄弟姉妹の皆さん、パリでの同時テロによる犠牲者たち、とくに命を落とされた人々、そしてその家族たちのために祈り、心から哀悼の意を表すとともに精神的にかれらの身近にいることをお約束いたします。

なんという蛮行でしょうか。どうしてこんなに恐ろしいことを実行することが出来るのでしょう。フランスだけではなく全世界が驚愕しています。これほどまで人間の尊厳を蹂躙する行為を断罪しないではいられません。

. 私はまた口をすっぱくして繰り返したいと思います。暴力や憎しみよって人類の抱える問題を決して解決することはあ出来ません。またこのような行為を正当化するために神の名を利用するのは神に対するはなはだしい冒涜行為です」。

教皇フランシスコはこのように力強くテロ行為を非難し。聖ペトロ広場に集まっていた信者や巡礼者たちに祈るように、聖母マリアにフランスと全世界をお守りくださるよう祈るよう勧められた。

「兄弟姉妹の皆さん、わたしとともに祈ってください。このむごたらしい悲劇の犠牲者たちを神のあわれみにゆだねましょう。あわれみの御母聖母マリアが全ての人々の心の中に、真の平和への思いとその実現に向けての知恵を引き起こしてくださいますように。

聖母マリアに教会の長女であるフランスと、ヨーロッパそして全世界を見守り擁護してくださるよう祈りましょう」。








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