2015-10-29 18:22:00

教皇とカトリック系ラジオ放送関係者との出会い


教皇フランシスコは、10月29日、カトリック系ラジオ放送「ラジオ・マリア」の関係者との出会いを持たれた。

ラジオ・マリアは、1882年にイタリアに創立されたカトリック系ラジオ局。北イタリアの小教区から始まったこの放送は、やがてイタリア全土をカバーするものとなり、現在は世界70カ国に広がっている。

各国から集ったラジオ・マリア関係者およそ200名を温かく迎えられた教皇は、挨拶の中で、福音宣教のために教会を助けるという、同放送局誕生以来の目的を思い起こされた。

そして、常に人々の不安や苦しみに寄添い、信仰の実り、連帯のしるしとしての希望と慰めを与えてきた同放送局の奉仕を喜ばれた。

教皇は、これからも福音と教会の教えに忠実にこの真のミッションを続け、社会の声、特に貧しく疎外された人々の声に耳を傾け、すべてのリスナーの心のよりどころとなって欲しいと励ましを述べられた。

この集いで、イタリアのラジオ・マリア放送局長リヴィオ・ファンザガ神父は、現在迫害下にあるキリスト教徒たちのために、アラブ語のWEBラジオを準備していることを報告した。

 








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