2015-10-08 12:21:00

教皇、ロザリオの聖母に世界の家族を託す


カトリック教会は、10月を伝統的にロザリオの月としている。

教会の典礼暦でロザリオの聖母を記念した9月7日、教皇フランシスコはバチカンで行われた一般謁見の席で、世界中の家族を聖母に託された。

この一般謁見で、教皇は現在開催中の家庭をテーマとした世界代表司教会議に触れ、家族的精神が社会に与える人間性について強調された。

教皇は、使徒聖ヨハネが十字架上のイエスから「見なさい、あなたの母です」とマリアを託され、聖母を家に引き取ったことを思いこしながら、信者たちにも、聖母を自分たちの家に迎え、日常生活の中で聖母の支えを平安と力の源とするようにと勧められた。

そして、青年たちに、人生上の大きな選択を前にして、マリアの心の確かな希望から勇気を得るようにと願われた。

また、教皇は病者たちのために、イエスの十字架の足元のマリアの剛毅が、皆さんの試練を支えてくださるようにと祈られた。

さらに、若い夫婦たちには、イエスを胎内に宿されたマリアの母としての優しさに見守られながら、新しい家庭生活を始めて欲しいと励まされた。








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