2015-06-01 12:21:00

教会共同体が家族となり、三位一体の神秘を反映できるように、教皇、日曜の集い


教皇フランシスコは、5月31日、日曜正午の祈りを巡礼者と共に唱えられた。

典礼暦で三位一体を祝ったこの日、教皇は説教でこの神秘の観想へと皆を招かれた。

神は唯一で、全能の父と、そのひとり子、そして聖霊は、至聖なる三位一体であり、この交わりは神のいのち、生ける神の愛の神秘であると教皇は話された。

この神秘を観想することは、わたしたちもまた神と人々との交わりのうちに生きるという使命を新たにしてくれると教皇は強調。

わたしたちは自分たちだけで、人の上に、あるいは人に対抗して生きるのではなく、「他の人々と共に」「他の人々のために」「他の人々の中に」生きるように招かれている、それは、司牧者の導きのもと、それぞれのカリスマを活かし、喜びと悲しみを分かち合い、赦し赦されることを学びながら、相互の愛、すべての人々への愛を生きることと説かれた。

教皇は教会共同体がより一つの家族となって、三位一体の神秘を反映し、言葉だけでなく、わたしたちの中にある神の愛の力をもって福音を告げることができるようにと願われた。

伝統的に聖母に捧げられた月である5月の終わりにあたり、教皇はわたしたちが世の出来事に三位一体の神の現存のしるしを読み取り、イエスを心のすべてをもって愛しながら、三位一体のビジョンに向かって歩むことができるように、また、教会が貧しく疎外された人々がいる場所で交わりの神秘となることができるようにと、聖母の助けを祈られた。

集いの後半、巡礼者らへの挨拶で教皇は、この日、フランスのバイヨンヌで、ルイ・エドゥアール・セスタ神父の列福式がとり行われたことを紹介。マリアのしもべ修道女会を創立した同神父の神と隣人への愛の証しが、教会が喜びをもって慈愛の福音を生きるための活力となるようにと希望された。








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