2015-05-18 13:16:00

教皇、パレスチナのアッバス大統領と会談


教皇フランシスコは、5月16日、パレスチナのマフムード・アッバス大統領とお会いになった。

教皇と大統領の会談では、バチカンとパレスチナの間に、パレスチナにおけるカトリック教会の本質的あり方と活動に関する協定が近い将来締結されることに大きな満足が示された。

続いて、パレスチナとイスラエル間の平和プロセスについて意見が交換され、紛争に対する正しく恒久的な解決を探るために、両当事国の直接的話し合いの再開が期待された。

そして、イスラエルとパレスチナが、国際社会の支援のもと、平和のための勇気ある決断をすることに期待が示された。

最後に、中東を苦しめている各種の紛争について、テロリズムと闘うことの重要性と共に、諸宗教対話の必要が強調された。

この後、アッバス大統領は、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿および外務局長ポール・ギャラガー大司教とも会見した。

同大統領は、翌17日にバチカンでとり行われた列聖式にも参加した。この式ではパレスチナ出身の修道女2名を含む4人が聖人として宣言された。








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