2015-02-27 15:18:00

教皇、四旬節の黙想を終了、シリアとイラクのキリスト教徒のために祈る


教皇フランシスコは、2月27日午前、ローマ郊外アリッチャで行なわれていた四旬節の黙想を終了され、バチカンに戻られた。

アリッチャの黙想の家「カーサ・ディビン・マエストロ」では、22日より、バチカンの高位聖職者ら参加の黙想会が行なわれていた。

黙想会では、ブルーノ・セコンディン神父(履足カルメル会)が、旧約聖書の預言者エリヤをテーマに、使命を帯び遠くへと歩み続けるこの預言者の言葉と行いを、信仰、神との絆、ミッション、教会の司牧などの視点から考察しながら、連日の黙想を指導した。

最終日を迎えたこの日、教皇はセコンディン神父が「皆の心に蒔いた種」に感謝され、「主がこの種を育ててくださるように」と願われた。

また、この朝、アリッチャで行われたミサで、教皇はシリアとイラク、そして世界において信仰のために迫害されるキリスト者たちのために特別な祈りを捧げられた。

シリアでは先日220人を超えるキリスト教徒が拉致されたが、教皇は黙想中もこの事件について報告を受け、状況を深く憂慮されていた。

 








All the contents on this site are copyrighted ©.