2015-02-21 15:09:00

メルケル独首相のバチカン訪問


教皇フランシスコは、2月21日、バチカン宮殿にドイツのアンゲラ・メルケル首相を迎えられた。

教皇とメルケル首相の会談では、今年6月ドイツ・バイエルン州で行なわれるG7サミットに言及。同サミットで扱う国際的テーマの中でも特に貧困と飢餓との闘い、人間の搾取と女性の権利、環境保全などの問題が注目された。

また、世界のいくつかの地域における人権と宗教の自由をめぐる問題、社会のまとまりを育むための精神価値の重要性などにも話題が及んだ。

最後に、ヨーロッパ情勢について意見が交換され、特にウクライナ紛争に対する平和的解決への努力が強調された。

メルケル首相は、教皇との会見後、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿および外務局長リチャード・ギャラガー大司教とも会談した。

 








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