2015-01-15 13:26:00

教皇、マニラに到着、フィリピン司牧訪問始まる


教皇フランシスコは、現地時間15日夕方、マニラに到着、5日間にわたるフィリピン司牧訪問を開始された。

スリランカを離れる前日14日、教皇はコロンボのバチカン大使館で、マヒンダ・ラジャパクサ前大統領とお会いになった。前大統領は任期中に教皇をスリランカに招待していた。

また、教皇はこの夜、仏教指導者の招きを受けて、コロンボ中心部の寺院を訪れた。バチカン広報局長フェデリコ・ロンバルディ神父によれば、教皇は仏教徒らの大変熱い歓迎のもと、寺院の説明や案内を受けられた。短い訪問であったが、自然で親しみのこもった雰囲気の中に行われたという。

15日朝、教皇はスリランカにおける最後の行事として、ボラワラナのベネディクト16世文化センターの「ランカの聖母」礼拝堂を訪問され、祈りの時を持たれた。

こうして、スリランカ訪問を終えられた教皇は、第2の訪問国フィリピンへと向かわれた。

同日、教皇はマニラのヴィラモール空軍基地に到着され、アキノ大統領はじめ、政府・教会関係者に迎えられた。

16日には、教皇はマニラの大統領府で歓迎式に臨まれ、大統領との会談や各界要人および外交団との出会いを持たれる。また、教会の行事としては、カテドラルでのミサ、モール・オブ・アジア・アリーナでの家族たちとの集いを行われる。

さらに、教皇は17日に、2013年の台風で深刻な被害を受けたレイテ島のタクロバン、パロを訪問。

18日には、マニラの聖トマス大学で諸宗教リーダーとの出会いや若者たちとの集い、リザル公園でのミサを予定している。

 








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