2014-12-24 18:15:00

教皇、イラクの避難民キャンプに電話


教皇フランシスコは、24日、イラクの避難民キャンプに電話をかけられた。
 
イラクで避難生活をおくるキリスト教徒と教皇との対話は、イタリアのカトリック系放送局TV2000の衛星中継を通して行われた。
 
教皇の励ましの声は、イラク北部アルビルのカンカワ地区にある避難民キャンプに届いた。イラク側では一人の地元のカトリック司祭が通訳を務め、信者たちは静かに教皇のメッセージに耳を傾けた。
 
「こんばんは。この降誕祭の夜、皆さんに挨拶をおくります」と教皇は述べ、「皆さんはまもなくミサに参加されるでしょう。わたしも皆さんと心を合わせてこのミサに精神的に参加します」と話された。
 
「皆さんは、ご降誕の夜のイエスと同じです。イエスのための場所は無く、彼は追われ、エジプトまで避難しなければなりませんでした。皆さんをたくさん祝福し、皆さんの近くにいます。皆さんはこの状況の中でイエスと同じであり、それゆえにわたしはますます皆さんのために祈らずにはいられません。」
 
「親愛なる兄弟姉妹の皆さん。この夜、わたしは皆さんのすぐ近くにいます。イエスが優しく皆さんに触れ、聖母が皆さんにたくさんの愛をくださいますように。」
 
教皇はこのように話され、避難民キャンプの信者たちを励まされた。







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