2014-12-15 19:01:14

教皇、降誕祭前にローマの小教区を訪問


教皇フランシスコは、14日午後、ローマの小教区を司牧訪問された。

教皇が訪問されたのは、アウレリオ地区の聖ヨセフ(サン・ジュゼッペ)教会。降誕祭まで10日となったこの日、教皇は子どもたちや、病者、ジプシー、洗礼を受けたばかりの赤ちゃんと両親らとの出会いを持たれ、続いて、教会の信者のためにミサを捧げられた。

初聖体を前にした子どもたちに、教皇は70年前のご自分の初聖体を振り返り、その日の感動を忘れたことはないと語られた。

ジプシーの共同体には、イエスの喜びと平和をもって生き、困難の中にあっても希望を失ってはならないと励まされた。

また、教皇は、病気の苦しみと忍耐を教会のために捧げる病者たちに深い感謝を述べられ、皆さんは教会の真の力ですと話された。

さらに、幼い子どもを持つ両親たちに、「子どもたちは未来の種であり、希望、喜びです」「教会の中に響く赤ちゃんの鳴き声は最高の説教、神様の声です」と述べ、教会が共同体の中に子どもたちを温かく育むよう望まれた。

ミサの説教で教皇は、「降誕祭の喜びは特別な喜びです。しかしそれはクリスマスの日だけでなく、キリスト者として一生続く喜びでなくてはなりません」と説き、その平安な喜びが人生のどんな時にも平和をもたらすようにと願われた。








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