2014-10-01 18:56:12

ロザリオの月にあたり聖母マリアのまなざしでイエスとその母、聖母マリアの生涯を見つめ黙想するように、教皇一般謁見


教皇フランシスコは、バチカンで10月1日、聖母のロザリオに捧げられた「ロザリオの月」第一回目の水曜恒例の一般謁見を行われた。
雲ひとつなく晴れ渡った真っ青な青空の下、バチカンの聖ペトロ広場は朝早くから教皇との出会いのために世界各国からやって来た巡礼者たちで一杯になった。
教皇はこの日のカテケシス「教会の教えの解説」の中で「カリスマ」(聖霊の特別な賜物)について解説し、カリスマは神がある人々に特別に与える聖霊の賜物であり個人のためではなくすべての人々への奉仕のための特別な恵みである。それは神から与えられる無償の賜物であり共同体全体の善益のために何も誇ることなしに活用すべきものであると語られた。

教皇は各国語での挨拶の中で10月は聖母マリアのロザリオに捧げられている月であることから巡礼者たちに聖母マリアのまなざしをもってキリストの生涯、キリストが歩まれた道、その救いのみ業について深く黙想するよう勧め次のように話された。
「ロザリオの祈りを通して聖母マリアとその子イエス・キリストの生涯を黙想するよう招かれているこの「ロザリオの月」の始めにあたって、皆さん一人ひとりにお願いします。教会の意向のために祈ってください、特に来週バチカンで始まる家庭についてのシノドス(世界司教代表会議)のために祈ってください。この会議の上に聖霊の豊かな光が注がれますように。またわたしのためにもお祈りください」。
また謁見の終わりにあたって教皇は、会場の最前列に席を占めていた病人たちや若者、そして新婚のカップルたちには次のように語られ特別な挨拶を送られた。
「若者、病人たちそして新婚のカップルの皆さん 、特別な挨拶を送りたいと思います。今日10月1日は「宣教の保護者」幼きイエスの聖テレーズの祝日です。
親愛なる若者の皆さん、聖テレーズの教会に対する絶大な愛が皆さんの霊的生活の偉大な教訓となりますように。
親愛なる病人の皆さん、聖テレーズにとって祈りが常に大きな力,支えであったように、皆さんにとっても祈りが最も苦しい困難に立ち向かうために手段となりますように。
そして新婚のカップルの皆さん、あなたたちの家庭を相互の尊敬と忠実の上に堅く建てるよう努力してください」。








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