2014-05-26 14:23:06

聖地巡礼:教皇、エルサレムの「嘆きの壁」で祈り


エルサレム訪問中の教皇フランシスコは、26日午前、エルサレムの「嘆きの壁」で祈られた。

「岩のドーム」でイスラム教関係者と会見された教皇は、続いて、ヘロデ大王時代のエルサレム神殿の遺構、「西の壁」とも呼ばれる「嘆きの壁」に移動された。

エルサレムのユダヤ教関係者の案内を受けた教皇は、白くそびえる外壁に向かって歩まれ、壁に右手をついて、頭を垂れ、長い沈黙の祈りを捧げられた。

教皇は自らの手で「主の祈り」をスペイン語で書いた紙を手にしておられたが、沈黙の祈りに続いて、この主の祈りを唱え、伝統に従って、祈りを記した紙を壁の隙間に差し込まれた。

この訪問には、教皇の大司教時代からの友人、ブエノスアイレスのユダヤ教指導者とアルゼンチンの諸宗教対話研究所の事務局長を務めるイスラム教指導者の2人が付き添っていた。教皇は祈りの後、壁の前で友人2人と宗教を越えた感動的な抱擁を交わされた。








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