2014-05-24 19:29:45

聖地巡礼:教皇、アンマンの競技場でミサ


聖地巡礼中の教皇フランシスコは、24日午後、ヨルダンのカトリック信者と共にミサを捧げられた。

ヨルダンではスンニ派イスラム教徒が大多数を占め、キリスト教徒は少数派で、この中でもカトリック信者は人口の1.68%(2012年)となっている。

この日、首都アンマンの国際競技場には、ヨルダン国内はもとより周辺国からも、およそ3万人の信者が詰めかけ、教皇フランシスコを熱心に歓迎した。ミサには初聖体を準備する1200人の子どもたちも参加した。

ミサの説教で教皇は、イエスの弟子たちに聖霊をおくるという約束と、イエスのヨルダン川での洗礼の際に聖霊が降った出来事を観想、「準備し」「注ぎ」「派遣する」という聖霊の三つの働きについて話された。

また、教皇はシリアやパレスチナ・イスラエル間の闘争など中東の緊張状況に言及。難民援助の必要性や、苦しむ中東のキリスト教徒の存在、宗教の自由の尊重などに対する関心を訴えられた。








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