2014-05-12 19:00:21

尊者教皇パウロ6世を今年10月に列福へ


今から4代前の教皇、尊者パウロ6世(ジョバンニ・バッティスタ・モンティーニ、在位1963-1978)が、今年10月に列福される。

教皇フランシスコは、10日、教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿とお会いになり、この席でパウロ6世の取次ぎによる奇跡を承認。必要な奇跡が認められたことで、パウロ6世が福者の列に加えられることが確定した。

列聖省の教令によれば、教皇フランシスコは、尊者パウロ6世の列福式を、今年10月19日(日)にとり行うことを許可された。この日は家庭をテーマとしたシノドス(世界代表司教会議)・第3回臨時総会(10月5日~)の最終日に当たる。

第262ローマ教皇、パウロ6世は、1897年、北イタリア・ブレーシャの近くコンチェージオに生まれた。1920年、ブレーシャで司祭叙階。1937年、国務省総務局長。1954年、ミラノ大司教。ヨハネ23世逝去後のコンクラーベで教皇に選出される。ヨハネ23世が開催した第2バチカン公会議を受け継ぎ、多くの実りと共に1965年に閉会した。1964年に聖地を訪問し、コンスタンティノポリ総主教アテナゴラスと会見したほか、多くの海外司牧訪問を行い、初めて5大陸を訪問した教皇となった。1968年、生命の尊さを説いた回勅「フマネ・ヴィテ」を発表。1978年8月6日、カステルガンドルフォの離宮で逝去。








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