2014-04-21 15:48:03

復活の月曜日:教皇「復活の喜びを心に刻み、生き方に反映させよう」


教皇フランシスコは、21日、正午の祈りの集いを行われた。

復活祭の翌日、「復活の月曜日」は、イタリアをはじめ多くの国々では休日となるため、この日も教皇の祝福を求め、大勢の巡礼者たちがバチカンを訪れた。

説教で教皇は、福音書が伝える「キリストは復活された!」という弟子たちの驚きに満ちた喜びを自分たちもまた心に深く刻み、この復活の日曜日の喜びが皆の生き方、考えや眼差し、行動や言葉に反映されていくようにと願われた。

また、教皇はこの一週間、イエスの母マリアに思いを向けるよう勧められた。イエスの受難に立ち会った聖母の苦しみは胸を貫くほど強かったのと同時に、その希望もまた深いものであったと教皇は指摘。

御子の死と復活を、神の至上の愛の表現として、信仰の眼差しのもとで体験したマリアは平和、慰め、希望、憐れみの泉となったと教皇は観想された。イエスと共に死に、イエスと共に復活したマリア、御悲しみの聖母は、希望の聖母でもあるがゆえに、マリアはすべての弟子たちの、そして教会の母なのであると教皇は説かれた。

そして、復活の喜びの中にわたしたちを導き入れてくださいと祈りながら、教皇は復活節中に伝統的に唱えられる「レジナ・チェリ」(天の元后喜び給え)の祈りを信者と共に唱えられた。








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