2014-02-20 18:35:00

「家庭」をテーマに、枢機卿らによる特別会議始まる


20日、教皇フランシスコ出席の下、枢機卿らによる特別会議がバチカンで行われた。

教皇は、典礼暦で「聖ペトロの使徒座」を記念する今月22日(土)に枢機卿会議(コンチストーロ)を開催し、この中で計19名(教皇選挙の投票権を持つ80歳未満の枢機卿16名、選挙権を持たない80歳以上の枢機卿3名)の新しい枢機卿の叙任式を行なわれる。

これに先立ち、すべての枢機卿参加の下、「家庭」をテーマとした特別ミーティングが20,21日の両日にわたり開かれている。

初日の会議は三時課の祈りと共に始まった。教皇は参加枢機卿らへの言葉で、家庭というテーマを説明。人間社会の基盤である家族の素晴らしさ、結婚の大切さに注目し、これほどシンプルであると同時に豊かである家庭のあり方を、今日の状況に照らし合わせながら、神学・司牧の両面から考察したいと述べられた。

そして、家庭の存在意義が軽視されがちな現代にあって、家庭を持ち、それを育てることがいかに素晴らしく良いことかを再認識し、神の家庭に対するご計画を明らかにしながら、夫婦たちが困難を乗り越え喜びのうちに生きることができるよう、賢明で勇気ある愛にあふれた司牧が今必要とされていると強調された。








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