2014-01-23 18:55:02

キリスト教の一致に向けて歩み続けよう、教皇一般謁見


教皇フランシスコは、22日バチカンで、水曜恒例の一般謁見を行われた。

謁見中のカテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇は現在行われている、キリスト教一致祈祷週間について話された。

同週間は、毎年1月18日から25日までキリスト教諸教会の間で行なわれるもので、「すべての人を一つにしてください」という最後の晩餐でのイエスの祈りを思い、同じキリスト者として、共に祈り、分かち合い、一致の精神を示すことを目的としている。

今年の祈祷週間のテーマは、「キリストは幾つにも分けられてしまったのですか」(一コリント1:1-17)。このテーマはカナダのキリスト教諸教会によって選ばれた。

同週間の最終日25日には、城壁外の聖パウロ大聖堂(サン・パウロ・フォーリ・レ・ムーラ)において、ローマの諸キリスト教教会の代表者ら参加のもと、教皇フランシスコによって夕べの祈りがとり行われる。

教皇は、キリスト教徒間の分裂は恥ずべきことであると強調。キリストの名は一致と交わりを生むためのものであり、分裂をつくるためのものではないと述べられた。

キリスト者の分裂はわたしたちの福音宣教の効果を弱め、十字架の力を削いでしまう恐れがあると話された教皇は、多くの祈りと、謙遜と回心をもって一致への道を進んでいくよう呼びかけられた。








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