教皇「シリア和平のために惜しまぬ努力を」

教皇フランシスコは、22日の一般謁見の席で、シリア和平会議の実りを祈られた。

シリアの和平を目的とした国際会議が、この日モントルーで始まった。24日からはジュネーブに会場を移し、対立する双方の直接交渉が国連の仲介によって行なわれる。

教皇は、これらの会議において参加者らがシリア国民にとって最良の道だけを追求し、人々の苦しみを取り除くために、暴力と紛争を一刻も早く停止させる努力を惜しまぬようアピールされた。

そして、シリアがすべての市民の参加のもと、和解と調和、再生の道をしっかりと歩み、皆が相手の中に敵や対立者ではなく、受け入れ抱擁すべき兄弟を見出すことができるようにと願われた。