2014-01-07 17:59:10

教皇ローマ郊外の小教区を訪問、子どもたちの演じる「プレゼピオ」ご覧に


教皇フランシスコは、主の公現を祝った6日午後、ローマ郊外の小教区を訪問された。

イタリアでは、クリスマスに各家庭や教会などに「プレゼピオ」(イエスの生誕場面を再現した馬小屋の模型)を飾る伝統があるが、ローマ北部ジュスティニアーナの聖アルフォンソ・マリア・デ・リゴリ教会では、「プレゼピオ・ヴィヴェンテ」(生きたプレゼピオ)と呼ばれる、人々が演じる聖劇が行われた。

イエスの生誕の場面を表すために、同教会では屋外にベトレヘムの馬小屋や人々の生活の場を再現。子どもたちを中心に200人あまりの信者が参加し、マリアやヨセフ、羊飼いたちや、東方三博士など、幼子イエスを取り巻く人々を演じた。幼子イエスの役は、前日に洗礼を受けたばかりの赤ちゃんに託された。

教皇は羊飼い役の子どもたちをはじめ、聖劇に参加した信者一人ひとりに言葉や祝福を与えられた。「善き羊飼い」のシンボルとして、信者たちが本物の子羊を教皇の肩に乗せる場面もあった。

「クリスマスは終わっても、イエスは皆さんと共に残ります。イエスと共に新しい年を始めましょう」と、教皇は信者たちを励まされた。








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