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2013-10-23 18:57:49
教皇、刑務所付司祭らに励まし
教皇フランシスコは、23日、刑務所付の司祭らとの出会いを持たれた。
一般謁見前に、パウロ6世ホールで行われたこの集いには、イタリア各地の刑務所で司牧する司祭たちおよそ200人が訪れた。司祭らはこのほど司法としての刑罰と人間としての和解を考える会議を開催していた。
教皇は司祭らの刑務所での奉仕に感謝を表されると共に、受刑者らにご自身の祈りと励ましを伝えて欲しいと述べられた。
そして、受刑者らに「主は牢獄の外ではなく、彼らと共に牢獄の中にいて、彼らと共に泣き、共に働き、共に希望を持っている」ことを態度と言葉と心をもって気づかせるよう願われた。
教皇は今もブエノスアイレスの刑務所の受刑者と電話や手紙で交信していることを紹介しながら、受刑者と話した後で「なぜ彼はあそこにいて、わたしはここにいるのか。わたしたちが持っている弱さは同じなのに」と考え、受刑者たちのことを思い祈らずにはいられないと話された。
また、教皇は刑務所での司牧は容易ではなく、多くの努力を要することを知っているだけに、刑務所で奉仕する司祭たちのためにも祈っていると述べ、司祭らに大きな励ましをられた。
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