2013-08-09 18:28:24

タークソン枢機卿、長崎で原爆犠牲者を追悼


長崎への原爆投下から68年、長崎大司教区カテドラル・浦上教会で9日夜、平和祈願ミサがとり行われた。
同日夕、長崎大司教区が主催した平和祈願祭では、平和公園から浦上教会に向けてたいまつ行列が行われた。
続いて行われたミサで、バチカンを代表して長崎を訪れた教皇庁正義と平和評議会・議長ピーター・タークソン枢機卿は、平和と和解への第一歩として「赦し」の重要性を説いた。

「平和とは神と人類の協力の実りである」とタークソン枢機卿は強調。神が和解の恵みを人間に与えてくださるならば、人間は熱心に愛をこめてそのために働かなければならないと話した。

また、タークソン枢機卿は、前日8日、長崎の諸宗教関係者らと原爆落下中心地公園で原爆犠牲者の慰霊のために祈りを捧げた。

この中で同枢機卿は、人間が人類の多くの苦しみを深い哀れみをもって見つめることができるよう、慈しみ深い神の助けを祈った。








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