2013-07-27 19:48:14

WYDリオ大会:赦しの秘跡、受刑者との出会い、昼食会、教皇と若者たちの一日


世界青年の日リオデジャネイロ大会のためブラジル訪問中の教皇フランシスコは、26日、若者たちと様々な形の交流を持たれた。

夜から十字架の道行きが行われたこの日、教皇は午前中、リオデジャネイロ市内のキンタ・ダ・ボア・ヴィスタ公園で、若者たちに赦しの秘跡を授けられた。

公園内にはコルコヴァードの丘をイメージし、頂点に贖いのキリスト像をのせた白い木製の告解場が50ほど設けられている。

教皇はこの告解場で、スペイン語やイタリア語などで何人かの若者に赦しの秘跡を与えられた。これらの若者たちの多くは、壁を隔てず、教皇のそばに直接跪きながら告解を行い、その言葉に真剣に耳を傾けていた。

この後、教皇は大司教館で若い受刑者たちとお会いになった。

ブエノスアイレスで司牧をしていた受刑者の青年たちに今でもバチカンから定期的に電話で励ましをおくっておられる教皇にとって、この出会いはとても大切なものと位置づけられた。WYDのTシャツを着た、リオの少年刑務所で受刑中の6人の少年と2人の少女は、今回特別な形で世界青年の日に参加することとなった。

教皇は少年たちを優しく迎えられ、「暴力は決していけません。愛だけですよ!」と何度も繰り返された。

続いて、正午に大司教館のバルコニーからアンジェラスの祈りを唱えられた教皇は、この日の昼食をWYD参加の12人の若者とご一緒された。

5大陸と開催地ブラジルから男女各1名、計12人、抽選で選ばれた若者たちは、最初は非常に緊張していたものの、すぐに教皇と家族的に打ち解け、食卓では様々な会話が交わされた。

若者たちとの会話で、教皇は特に、一人で閉じこもらず、共同体というものを意識して生きるよう勧められ、神はわたしたちを特別な愛で愛され、わたしたちの使命は他人を愛することにあると強調されたという。








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