2013-06-24 18:36:16

教皇「子ども列車」の乗客たちとバチカン駅で交流


教皇フランシスコは、23日、バチカン市国の鉄道駅で、世界の子どもたちと交流された。

バチカン市国内から発し、イタリアの鉄道との合流地点まで長さ1.27km、世界一短いとされるバチカンの鉄道であるが、その設備は一般には使用されず、これまで特別行事の際にのみ使用されている。

このたび教皇庁文化評議会(議長:ジャンフランコ・ラヴァージ枢機卿)が主催した行事「子どもたちの列車、美を巡る旅」には、世界各国のおよそ300人の少年少女たちが参加。

ミラノを同日朝に出発した特別列車は、ボローニャ、フィレンツェを経由して、正午前にバチカン駅に入った。

教皇はこの日、正午の祈りの集いの後、バチカン駅に赴かれ、列車から降りた子どもたちをホームで歓迎された。

子どもたちに囲まれた教皇が「暑くなかったですか」「退屈でしたか」と話しかけると、小さな乗客たちも元気に教皇の質問に答えていた。

列車の旅に参加した子どもたちは、数時間バチカンに留まり、その後、再びミラノに向けて出発した。








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