2013-06-04 18:32:33

教皇と共に全世界で聖体礼拝


「キリストの聖体(コルプス・ドミニ)」が多くの国で記念された2日午後、教皇フランシスコはバチカンの聖ペトロ大聖堂で特別な聖体礼拝を行われた。

これに合わせて、世界各地のカトリック教会の大聖堂や小教区でも、同時に聖体礼拝が行われた。

「唯一の主、唯一の信仰」をテーマとした全世界における同時聖体礼拝は、「信仰年」を機会に、前教皇ベネディクト16世が望まれた。

システィーナ礼拝堂付聖歌隊のコーラスが響く中、聖ペトロ大聖堂に入場された教皇フランシスコは、祭壇上の聖体を信者たちと共に礼拝された。

沈黙の聖体礼拝と交互して、教会のための祈りをはじめ、戦争や、搾取的労働、麻薬売買など現代世界の奴隷状態の犠牲者、様々な形の暴力に脅かされる女性と子どもたち、経済危機のもと特に困難な状況にある失業者たち、ホームレスの人々・移民、お年寄り・受刑者など社会で疎外された人々のために、祈りが捧げられた。

また、ピオ12世、福者ヨハネ23世、パウロ6世、福者ヨハネ・パウロ2世、そしてベネディクト16世ら、歴代の教皇の祈りが朗読された。

一時間にわたる聖体礼拝の後、教皇フランシスコは聖体顕示台を掲げ、参加者らを厳かに祝福された。








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