2013-06-03 18:58:08

教皇、バチカンでロザリオの祈り、聖母月の終わりに


カトリック教会が伝統的に聖母に捧げる月、5月の終わりにあたり、31日夜、教皇フランシスコはバチカンの聖ペトロ広場で、ロザリオの祈りの集いを開かれた。

大聖堂前に置かれた聖母の像の下で、教皇はじめ大勢の信者たちは、聖ペトロ大聖堂主席司祭アンジェロ・コマストリ枢機卿の先唱に合わせて、ロザリオの祈りを唱えた。

この日は典礼暦で「聖母の訪問」を記念した。教皇は祈りの後の講話で、聖霊によって受胎したおとめマリアがやはり身ごもっている親戚のエリザベトを急いで訪ねた出来事を思いおこしながら、マリアを模範に「耳を傾け」「決意し」「行動する」ことの大切さを強調。

神の使いの天使に、神に対する注意深い、受け入れの態度を持って耳を傾け、神に完全に信頼することを落ち着いた心で考え、決断し、神の望まれるようにすみやかに行動するマリアの生き方を観想された。

そして教皇は、マリアのように、貧しい人たちや困難にある人々にためらうことなく援助と理解、愛の業をもたらし、何よりもわたしたちが持っている一番貴重なもの、すなわちイエスとその福音を伝えるようにと、皆を招かれた。








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