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2013-05-15 17:29:16
教皇、サルデーニャ司牧訪問を予告、一般謁見で
教皇フランシスコは、バチカンで15日、水曜恒例の一般謁見を行われた。
聖ペトロ広場で行われたこの謁見は、およそ10万人の巡礼者の活気であふれた。
教皇は参加者への挨拶中、特にイタリア・サルデーニャの巡礼者に対し、カリアリを司牧訪問したいと述べられた。
サルデーニャ州の州都カリアリには、同島で広く崇敬される「ボナリアの聖母」に捧げた巡礼聖堂がある。ボナリアの聖母への信心は、14世紀後半に始まり、サルデーニャ島の住民はもとより、特に長い海上の旅の無事を祈る船乗りたちに広まった。
教皇フランシスコは、このボナリアの聖母がつなぐ、サルデーニャ・カリアリとご自身の出身地アルゼンチン・ブエノスアイレスの特別な結びつきを説明。
ブエノスアイレスの誕生時、創立者はこの都市を至聖三位一体に捧げようとしたが、彼が連れてきたサルデーニャ出身の船乗りたちはこの地が「ボナリアの聖母の町」と呼ばれることを望んだ。話し合いの結果、その名は「至聖三位一体の町とボナリアの聖母の港」という長いものになった。しかし、長すぎるために、結局名前の後半部分を取り上げ、ボナリア、すなわちブエノスアイレスと呼ばれるようになったという歴史を語られた。
こうしたことから、教皇はボナリアの聖母巡礼聖堂を来たる9月に訪問する旨を予告された。
謁見中、教皇は聖霊の力の働きをテーマにカテケーシス(教会の教えの解説)を行われた。
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