教皇フランシスコ：アルゼンチンの信徒にメッセージ

教皇フランシスコは、着座式がとり行われた３月19日、ミサ開始前のイタリア時間早朝、ブエノスアイレスの大聖堂主任司祭アレハンドロ・ルッソ神父に電話で信者たちへのメッセージを伝えられた。

大聖堂前に集った信者たちは、スピーカーを通して教皇の声を受け取った。

教皇のアルゼンチンの信徒へのメッセージは次のとおり。

「親愛なる私の子らよ、

今、皆さんが広場に集まっているのを知っています。また皆さんが祈っているのも知っています。

今、わたしはその祈りを必要としています。祈るということは、美しく、素晴らしいことです。お祈りをありがとう。皆さん、お祈りをありがとう。

皆さんにお願いがあります。皆で一緒に歩んでください。 お互いを大切にし合ってください。誰にも害を加えないように。皆さんの家族を大切にし、自然を保護してください。子どもたちや、お年寄りたちのお世話をしてください。

憎しみや、言い争いや、嫉妬を捨て去り、誰をも傷つけないようにしてください。たくさん対話をしてください。そして、お互いが守り合うという望みを育んでください。

皆さんの心がますます育ち、神に近づきますように。神様は善いお方です。いつも赦してくださいます。いつも理解してくださいます。神を恐れることはありません。神様は私たちのお父さんです。神に近づきなさい。

聖母マリアが皆さんをたくさん祝福してくださいますように。今は遠く離れてしまいましたが、いつも皆さんを心から愛しているこの司教を忘れないでください。わたしのために祈ってください。」