2013-03-11 12:42:05

第9回枢機卿総会、コンクラーベ中の宿舎の割り当て、意見発表者のべ100人以上に


バチカンで9日午前、第9回枢機卿総会が開かれた。

前日の会議でコンクラーベ開始が12日(火)に決定された後も、枢機卿たちによる討議や発表が続いた。

この日の会議の初めに、枢機卿団主席ソダノ枢機卿が、コンクラーベが始まる12日の朝7時から、有権枢機卿は選挙中の住居として定められたサンタ・マルタ宿舎に移ることを提案。枢機卿らはそれを可決した。さらに、使徒憲章に基づき、サンタ・マルタ宿舎の各自の部屋がくじ引きによって割り当てられた。

この後、枢機卿たちの意見発表が続けられ、17人の枢機卿が発言。1週間にわたる総会で、のべ133の発言があり、発表者数は100人以上にのぼった。

発言の中には、新しい教皇に対する期待や、教皇庁の仕事の向上、世界の主要地域における教会の現状などのテーマが見られた。

コンクラーベの開始日12日午前10時から、枢機卿団主席による司式で、「ローマ教皇選挙のためのミサ」が捧げられ、同日午後4時半からパオリーナ礼拝堂からシスティーナ礼拝堂までの行列をもって、コンクラーベに入ることが枢機卿らに予告された。

11日(月)午前、最後の枢機卿総会が行なわれる。








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