2013-03-01 19:04:59

空位期間:バチカンとラテラノの前教皇公邸を封印


ベネディクト16世は、2月28日夜、教皇職から退位され、使徒座空位期間が始まった。

カステルガンドルフォの離宮の扉が、同日午後8時、スイス衛兵たちによって閉ざされた時、バチカン宮殿では教皇公邸の封印が行われた。

カメルレンゴのタルチジオ・ベルトーネ枢機卿は、同8時、教皇空位期間管理局の聖職者らと共に前教皇公邸に向かった。

ベルトーネ枢機卿はその入り口の扉に鍵をかけ、両開きの扉の左右の取っ手を赤い幅広のリボンで縛った後、その結び目を蝋で封印した。

その翌日、3月1日、続いてローマ教区司教座サン・ジョバンニ大聖堂の隣にあるラテラノ教皇宮殿でも同様に公邸の封印が行われた。

バチカンのロンバルディ広報局長は、1日、前日カステルガンドルフォで退位されたベネディクト16世について、昨夜はよくお休みになり、リラックスされたご様子であると話した。前教皇は、朝、ミサを捧げられ、祈りと黙想、読書、散策などに過ごされているという。








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