2013-02-18 18:06:26

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2013.2.13 / 灰の水曜日)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

今日は「灰の水曜日」です。復活祭を準備する上で回心の時である「四旬節」が始まる日です。四旬節の40日間は、イスラエルの荒れ野におけるイエスの放浪と公生活前の試みの期間を思い起こさせます。

荒野は神との沈黙の出会いの場であり、わたしたちの生活の方向性と意義を決定する場、また試みの場でもあります。荒野での試みにおいてイエスは、神への忠実こそがわたしたちの生活や考え方、特に世俗化された今日の社会における、導き手であることを示しています。

主は決定的な回心の模範を示しています。この四旬節の期間にあって、キリストは今一度わたしたちの心の扉をたたき、わたしたちの心を彼の愛と真理に大きく開くよう招いています。

試みに打ち勝ったイエスの模範は、神の御旨をしっかりと抱きしめること、そしてどのような状況においても神の真理の光を見ることによって、わたしたちも試みに勝てるのだと教えているのです。








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