2013-01-30 16:47:13

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2013.1.23)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

「信仰年」のカテケーシスを続けながら、今日から「クレド」すなわちキリスト教徒としての荘厳な信仰宣言について考察しましょう。

「クレド」のはじめに、わたしたちは「わたしは神を信じます」と言います。信仰とは、まずわたしたちに話しかけてくださる神に対する、わたしたちの答えです。神は自分自身をわたしたちに示され、神との交わりに入るよう招きます。

わたしたちは、聖書において話される神に耳を傾けます。聖書は、神の子イエス・キリストの来臨においてその頂点を迎える、神の啓示の歴史を語っています。

啓示の歴史における中心人物は信じる者すべてのモデルであり、父である、アブラハムです。(参照:ローマ 4,11-12)

神の祝福に支えられ、その約束に信頼して、アブラハムは未知の地に出発しました。

わたしたちもアブラハムのように、たとえこの世の論理や道理とは異なっていても、信仰の教えに自身の考えや行いを合わせていくようにしなくてはなりません。

わたしたちは信仰の目をもってできるのです。

神の祝福に自分自身を開くことによって、わたしたちも他の人々のために祝福となることができるのです。









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