2013-01-22 18:03:11

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2012.1.16)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

主の降誕シーズンの間、わたしたちはイスラエル民族に対する神の段階的な啓示の頂点として、受肉の神秘を祝いました。人となられた神の御言葉イエスは、わたしたちの中におられる本当の神です。イエスは「仲介者であり、全啓示の充満です」(『神の啓示に関する教義憲章』2)。

イエスにおいて、いにしえの祝福は満たされました。神はその御顔を私たちの上に輝かされました (参照:民数記 6,25)。人となられた神の子として、また神と人との間の唯一の仲介者として(参照:1テモテ2,5)、イエスはただ神について語っただけではなく、神の真実の御顔をわたしたちに示してくださいます。

そして、わたしたちも神を「われらの父よ」と呼ぶことができるようにしてくれるのです。イエスは、使徒聖フィリポに「わたしを見たものは、父を見たのだ」(ヨハネ14,9)と言われました。

主の御顔を見たいというわたしたちの望みが、日毎の祈りにおける主との出会いや、御言葉の黙想、聖体の秘跡を通して、ますます大きくなりますように。そして、永遠の神の御国でその御顔の光を永遠に観想する備えとなりますように。








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