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2013-01-10 15:56:37
教皇一般謁見・カテケーシス要約(2013.1.2)
親愛なる兄弟姉妹の皆さん
降誕祭の時期、わたしたちは、キリストの誕生を取り巻く光の中で喜びを味わいます。キリストの誕生は、この世において、わたしたちの人生を変える希望をもたらします。
毎年、この時期の典礼の儀式は、わたしたちの救いのために人となってこの世に下られた神の御一人子イエスの存在を改めて考えさせます。
イエスは真のエンマヌエル、聖母マリアから誕生した「わたしたちと共なる神」です。信仰宣言の中で受肉の神秘を唱える時、わたしたちは頭を下げ、礼拝します。
神のみ言葉の受肉の神秘の実現は、聖母マリアのまったく自由な承諾を通して実現された、三位一体の父と子と聖霊のみ業です。
受肉は新しい創造の始まりです。聖霊によって宿ったキリストは、新しいアダムとして、洗礼の水を通して人類に新たな再生をもたらしてくれます。わたしたちはこの洗礼によって天の御父の子となるのです。
この聖なる季節の間、わたしたちの心の中に救い主を喜んでお迎えしましょう。そして、神の力がわたしたちの弱さを強め、変革し、わたしたち自身が新たな創造の始まりの証し人となることができますように。
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