2012-11-16 16:48:00

「ワールドユースデー2013リオ大会」に教皇のメッセージ


教皇ベネディクト16世は、2013年にブラジルのリオデジャネイロで開催される世界青年の日・国際大会(ワールドユースデー、WYD)に向けてメッセージをおくられた。

「WYDリオ2013」は、「行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい」(マタイ28,29)をテーマに、来年7月23日から28日まで行われる。

このメッセージで教皇は、2011年8月に開かれたWYDマドリード大会を思い起こしつつ、次のリオデジャネイロでの出会いに向け精神的準備を進めるよう、若者たちを促された。

リオデジャネイロを見下ろすコルコバードの丘の贖い主キリストの像は、その腕を広げて彼のもとにやって来るすべての人々を受け入れ、その心はあなたがた一人ひとりに向けられた無限の愛を表していると述べた教皇は、この大切な集いへの参加を多くの青年たちに呼びかけられた。

「行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい」という、キリストが教会全体に遺した偉大な宣教への招きは、2千年後の現在も響いていると教皇は記され、今、若者たちがこの使命をそれぞれの胸に響かせるようにと願われている。

教皇は、リオ大会への準備が、現在開催中の「信仰年」や、この特別年の開幕と平行して行われた「新しい福音宣教」をテーマにしたシノドスと結びついていることを指摘。

キリストを知らせるという教会全体のミッションに、若い皆さんもまた参加しているのですと喜びをもって告げられた。

そして、教皇は来年のWYDを準備する若者たちへの指針として、「宣教の使命に応える」「キリストの弟子となる」「自分自身から出て、宣教に向かう」「すべての人々のもとへ」「キリストの弟子をつくる」「信仰に固く留まる」「全教会と共に」「主よ、ここにおります」と、8つに渡るテーマを展開されている。








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