2012-11-06 17:21:21

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2012.10.31)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

「信仰年」のカテケーシスで、信仰はわたしたちの人格に深く関わり、人生を変容させ、豊かにするものであることを見てきました。

同時に信仰は、教会共同体の中で、教会共同体を通して与えられる恵みです。

洗礼において、わたしは教会の信仰を受け入れ、自分自身のものとします。わたしの個人的な信仰は、信仰宣言と秘跡の共同的司式の中に、その表現を見出します。

キリストの霊の恵みを通して、キリストの中に生きる新しい生命は、教会との交わりの中に受け入れられ、養われるのです。

この意味で、教会は私たちの母です。「教会を母として持たない者は、神を父として持つこともできない」と聖チプリアーノが言っている通りです。

教会の生ける伝統の中にあって、わたしたちは神からいただき、行動に移す、その信仰において成熟し、世界の中でキリストの光と平和の道標となることができるのです。








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