2012-09-20 17:36:27

「福音を伝えるためには証しが必要」教皇、司教省のセミナー参加者に


教皇ベネディクト16世は、20日、司教省主催のセミナー参加司教らに挨拶をおくられた。

このセミナーには、最近任命された新しい司教らが参加した。

教皇はこの日、カステルガンドルフォに集った新司教らに、すべての信者は新しい福音宣教への挑戦に呼ばれていると述べ、福音を伝えるためには信じ得る証しが必要であり、司教はその第一の証し人でなければならないと励まされた。

第2バチカン公会議開幕から50周年、「カトリック教会のカテキズム」発行より20年にあたるこの年、『信仰年』と共に「新しい福音宣教」をテーマに『世界代表司教会議(シノドス)第13回通常総会』が開催されることを踏まえ、教皇はこれらを信仰を強めるための有効な機会として活かすよう希望された。

教皇は神と人に奉仕する司教の使命を強調。あらゆる人々をキリストとの出会いに導き、神に完全に委託した生き方の自らの模範をもって信者の歩みを支え、普遍の教会の信仰の一致を推進・擁護して欲しいと願われた。

福音宣教は専門家の仕事ではなく、神の民すべてが司牧者の指導の下にたずさわるものと教皇は指摘しつつ、新しい宣教のために教区に属するあらゆる人々の一致と強力を育むことを勧められた。








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