2012-09-13 13:41:40

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2012.9.12)


今回のカテケーシスでも、黙示録の中に、この世を旅する教会にとっての祈りの重要さを読み取りましょう。

祈りは、神の国を広げていくための、神のご計画の光の下に、歴史上の出来事を見極めることを可能にしてくれます。

神のこのご計画は、十字架上で死に、そして復活された神の子羊である主だけが開くことができる本として、象徴化されています。わたしたちは祈りの中に、死と罪に打ち勝つキリストの最終的な勝利が、全歴史の鍵であることを見出します。

このキリストの勝利を感謝しつつ、わたしたちの地上の旅路のために、神の恵みを願い続けるのです。

様々な生活上の悪の中にあって、主はわたしたちの祈りに耳を傾け、弱さを強め、そして主の天からの力に信頼できるようにしてくださいます。

啓示の書「黙示録」は、近いうちに来られるという主の約束と、「主イエスよ、来てください」という教会の熱烈な祈りをもって終わります。

わたしたちは祈ること、特にミサを祝うことにおいて、栄光のうちに来られるキリストの希望のもとに成長し、すべてを変えるその恵みの力を体験し、そしてあらゆる事柄を信仰の光の中に見ることを学ぶのです。








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