2012-09-05 19:22:34

「真の喜びと平和は、キリストとの出会いから」教皇一般謁見


教皇ベネディクト16世は、5日、夏の休暇後初めて、再びバチカンのパウロ6世ホールを会場に一般謁見を行われた。

教皇の言葉に耳を傾け、その祝福を受けようと世界各国からやって来た巡礼者で同ホールは一杯になった。教皇は参加者の歓呼ににこやかに応えながら、元気な姿で会場に姿を現された。

この日のカテケーシス(教会の教えの解説)の考察テーマとして、新約聖書・ヨハネの黙示録の一部が各国語で朗読された。

その後、教皇は黙示録の教えに見る「キリスト教的祈り」についてイタリア語で解説され、続いて各国語で内容の要約を行われた。

また、教皇は世界の巡礼団に様々な言語で歓迎を述べ、巡礼団も教皇との出会いの喜びを国や文化を代表するそれぞれの方法で精一杯表現していた。

この日の謁見には、ハンガリーのブダペストで開かれたフォコラーレ運動の青年大会から帰った大勢の若者たちの姿が見られた。教皇は「カトリック信仰にしっかりと根ざし、イエス・キリストとの出会いから来る、深い平和と清い愛、そして大きな喜びをもって、同年代の若者たちの間でそれぞれが福音の光に照らされた信仰の証人となるように」と彼らに励ましをおくられた。

最後に巡礼者らは、「パーテル・ノステル(主の祈り)」の祈りを教皇と共にラテン語で歌い、教皇祝福を受けて一般謁見は幕を閉じた。








All the contents on this site are copyrighted ©.