エチオピア正教会総主教逝去、教皇「両教会の対話推進に感謝」

エチオピア正教会のアブネ・パウロス総主教が16日、逝去したことに、教皇ベネディクト16世は弔電を通して深い哀悼の意を述べた。

アブネ・パウロス総主教のこれまでのバチカン訪問の中でも、特に2009年10月開催の「第２回アフリカのための特別シノドス」の席で、総主教がオブザーバーとして貴重な発言を行なったことを教皇は思い起こされた。

教皇はまた、エチオピア正教会とカトリック教会の対話をアブネ・パウロス総主教が積極的に推進したことにも感謝を述べ、同総主教の冥福を心から祈られた。