2012-07-16 18:58:18

2013年度「世界平和の日」テーマ発表:「平和を実現する人々は幸い」


来年1月1日に記念される「第46回世界平和の日」のテーマが発表された。

カトリック教会は、毎年1月1日を「世界平和の日」とし、戦争や分裂、憎しみや飢餓などのない平和な世界が来るように祈っている。

2013年度の世界平和の日に向けて、教皇ベネディクト16世が選ばれたテーマは、「平和を実現する人々は幸い」。

教皇はこのメッセージで、世界の現状を踏まえながら、平和構築に対する責任を自覚するすべての人々を励ますことを望まれている。

メッセージは、人間自身の内面・外面の平和からはじまり、人類、自然、今日の虚無主義、また信教の自由をはじめとする人間の基本的権利の危機を浮き彫りにしながら、平和という概念の大きさ、多様さを示す内容となる予定。

また、メッセージは、現代世界の経済金融や、教育、政治、民主主義の危機に対応するための倫理的考察を示すほか、第2バチカン公会議開幕と、教皇ヨハネ23世の回勅「パーチェム・イン・テリス」発布から50周年という機会を考慮するものとなるという。








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