2012-07-03 18:33:14

教皇、9月にレバノン司牧訪問、行程発表


教皇ベネディクト16世は、今年9月14日から16日まで、レバノンを司牧訪問される。

同教皇の24回目の国外旅行(イタリアを除く)となるこの訪問は、2010年10月にバチカンで開催された「中東のためのシノドス」の成果を受けて今後の指針を示す「使徒的勧告」に署名し、それを司教らに手渡すことを主な目的としている。

バチカン広報局が発表したこの訪問の公式日程は以下のとおり。

9月14日(金)、午前、教皇はローマを特別機で出発され、同日午後、ベイルートに到着。空港で歓迎式に臨まれる。夕方、ハリッサの大聖堂で「中東のためのシノドス後の使徒的勧告」に署名。

15日(土)、午前、教皇はバーブダの大統領官邸にスレイマン大統領を表敬訪問。大統領、首相、国会議長と個人会見される。この後、政界関係者、外交団、諸宗教代表者、文化人らとの出会いを持たれる。午後、ゾマーのカトリック・アルメニア典礼総大司教館でレバノンの司教、中東シノドス関係司教と昼食。夕方、ブケルケで若者たちとの出会い。

16日(日)、ベイルートで教皇はミサを捧げられ、この中で「中東のためのシノドス後の使徒的勧告」を司教らに託される。午後、シャルフェトでキリスト教諸教会関係者と交流。夕方、ベイルート国際空港での送別式を経て、同日夜、ローマに戻られる。








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