2012-06-20 18:44:50

教皇一般謁見・カテケーシス要約(2012.6.20)


親愛なる兄弟姉妹の皆さん

わたしたちは今、聖パウロの手紙における祈りについての考察を続けています。今日はエフェソの信徒への手紙の冒頭にある、祝福と賛美の偉大な賛歌に思いを向けてみましょう。

聖パウロは、御心に秘められたわたしたちの永遠の救いのご計画を知らせてくださった、わたしたちの救い主の御父、神を賛美しています。(エフェソ1,9)

世の創造以前から、神は、わたしたちが神の子となり、その遺産を相続するよう、わたしたちをキリストにおいて選びました。

神は、キリストの十字架の御血を通して、その憐れみの愛をわたしたちに示し、罪を赦し、彼自身と和解させてくださいました。

また、聖霊の賜物によって、時が満ちるに及んで実現される決定的な救いの前印をわたしたちに与えてくださいました。

聖パウロの祈りは、歴史の中に神の救いのご計画を観想し、わたしたちの生活と教会の生活の中に、神の救いのご計画のしるしを認めるようにと招いています。

わたしたち自身の祈りにおいて、キリストにおけるわたしたちの選びの神秘を賛美し、三位一体の力ある現存に、ますます心と生活を開いていくことができますように。








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