2012-05-10 16:02:36

教皇、ラテンアメリカのユダヤ教関係者とお会いに


教皇ベネディクト16世は、10日、ラテンアメリカ・ユダヤ教会議の使節とお会いになった。

ラテンアメリカ諸国におけるユダヤ教共同体を代表して訪れた30人のメンバーを歓迎された教皇は、第2バチカン公会議以来、ユダヤ教とカトリック教会の関係が強められただけでなく、今日様々な機会を通してその友好が一層深められていることを喜ばれた。

1962年の第2バチカン公会議の開幕から今年の10月で50年を迎えることを教皇は紹介。この公会議の公文書「キリスト教以外の諸宗教に対する教会の態度についての宣言(ノストラ・エターテ)」が、ユダヤ教とカトリック教会間の相互尊重と協力を推進する大きな助けとなったことを思い起こされた。

教皇は、両共同体が信頼と友情のもとに前向きに問題を乗り越え、より良い関係を築きながら、今日の世界の挑戦に共に応えていくことを願われた。








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